コンクリートの変化

札幌市内のP&B住宅。
加工場ではログ&製材加工が行われていますが、
基礎工事の方はほぼ完了しました。
e0123419_85639100.jpg

予定より少しだけ遅れて10月初めにログ建込をします。

基礎に使うコンクリートは、非常にゆっくりとしたスピードで
強度が出るという特質を持っています。
生コンを打設(型枠の中に流し込むこと)してからの硬化力は、
3日後で25%、7日後で45%、28日後で80%、3ヵ月後で90%
と言われています。100%になるのはなんと、3年後だそうです。

なんかログハウスに似ていますね。
ログの乾燥が落ち着くまでに2~3年はかかりますから、
ちょうど3年くらい経ったときにログハウスが
いちばん良い状態になる、ということも言えるのではないでしょうか。

目には見えないけど、
コンクリートも変化しているのです。
# by Logger21 | 2007-09-15 11:12 | 札幌伏見のP&B2007 | Trackback

P&B屋根工事

新十津川P&Bの現場にいってきました。
e0123419_12232460.jpg

9月にはいってから雨の降る日が続いてましたが、
昨日も天気はややグズリ気味。
早く屋根をかけちゃいましょう、ということで屋根から先に取り掛かることに。

工事の序盤は天候に左右されやすいので
綿密な段取りとすばやい動きで、早く雨風をしのげる状態にすることが最優先です。
丸太は少々雨に当たったぐらいでは問題ありませんが、
雨が降ったときに屋根がないと大工の仕事が進みません。

そしてこの屋根工事が進んでくると、
家全体のかたちが見えてきて、いよいよ『家』らしくなってきます。

さらに明日からは、屋根の板金工事がはじまります。

この時期は、次々に家のかたちが造られていくので、
見ていても飽きません。
# by Logger21 | 2007-09-12 14:36 | 宮の森のP&B2009 | Trackback

イメージの共有

新十津川P&Bの外壁は塗り壁。
その色を決めるのにサンプルをつくった。
来週お客さまに見ていただき、色を決定してもらうことになっています。
e0123419_135434.jpg

外観なので、外壁の色のほかに屋根とログ、窓の色も一緒に決めることになるのですが、
これに役立つのがパソコン。
今ではもう珍しくもないが、図面に色をつけたり写真を加工して
完成イメージをつくることができる。
これと、現物のサンプルや施工例写真を見ていただき決定してもらう。

色の組み合わせにはある一定の法則があるので、
弊社の方でお客さまから「こんな風にしたい」というイメージをお聞きして、
それに従っていくつかのパターンを提案することからスタートします。

こんな風にしたい!っていう雑誌などの切抜きがあると分かりやすいかも。

実はお客さまと最初にお会いした時からそうなんですが、
家造りはまず、どんなログハウスにしたいか?のイメージを
お互いに共有することから始まるのです。
# by Logger21 | 2007-09-09 13:29 | 宮の森のP&B2009 | Trackback

頼むぜ、神様!

降りそうで降らない天気の中、
札幌P&Bの基礎工事、埋め戻しに立ち会ってきました。

『鎮物』を家の中央部、地面の深いところに埋めてきたのですが、
写真に残すのを忘れてしまいました。。
e0123419_19281826.jpg

基礎の上に乗っかってる小さい箱はたぶん見えないと思いますが~、
これを埋めたのです。

『鎮物』(しずめもの)とは、土地の神霊を和めるために捧げるお供え物のこと。
小さな箱の中には、人や矛、盾、鏡の形をした金属製のミニチュアセットが入っています。
地鎮祭をやればこの『鎮物』は省略されることが多いのですが、
今回の現場は、地鎮祭をやったときに神社から頂いていたので、
あらためて、『鎮物』を埋めて、土地の神様にお祈りを捧げました。

逆に、地鎮祭を省略する代わりに、この『鎮物』を埋めて済ませることもあるんです。

これから建つ家とそこに住む人を、
土地の災害から守ってくれるってことだと思うけど、
これだけやっとけば大丈夫でしょう(笑)。

神様、よろしく頼みますね~
# by Logger21 | 2007-09-06 19:58 | 札幌伏見のP&B2007 | Trackback

ログハウスしかない!と思ったワケ その6

新人の頃の私は、ハンドカットこそログハウスだ!と思っていて、
マシンカットやポスト&ビームにはさほど興味が持てなかった。
丸太がふんだんに使われていないから、やっぱり物足りなさを感じてたのだろう。
ハンドカットは野性味にあふれ、ワイルドな感じがたまらなく良かった。

でも、少しずつプロジェクトに参加させてもらい
ポスト&ビームやマシンカットの加工や組立を経験するようになると、
徐々にマシンカットやポスト&ビームにも、魅力を感じるようになった。
そして自分が手がけた物件の完成を目の当たりにすると、
それがハンドでもマシンでもPBでも、これが一番!と思っていた(笑)。

実際の施工に携わることで、施工例や雑誌を見るだけでは感じられない、
それぞれに良いところを知ったからだ。

数年して、プロジェクトのリーダーを任されるようになると、
自分の家を造るような気持ちで取り組むようになった。
何回も穴のあくほど図面を見て、完成をイメージしながら仕事をした。
そうすると途中から図面を見なくても、建物の詳細が頭の中に入っているので、
人から聞かれてもすぐにどうすれば良いかを指示することができるようになった。

そんなことを繰り返しているうちに、
どのログスタイルで建てるのが良いのか?ということよりも、
「住まい」としてのログハウスはどうあるべきか?
ということを考えるようになっていった。

素朴な山小屋も好きだが住宅地に建つログハウスもいい。
ログハウスといえども「家」であり「住宅」である。
木が好きな人や自然を愛する人が、一日が終わって帰る場所を
居心地の良いログハウスに求めるのは必然であると思う。

ログハウスを造る仕事をするようになって初めて
「家」を造ることの意味について考えるようになったのだ。

この世界に入る前に抱いていたログハウスへの想いが、
よりいっそう自分の中で深まっていくのを感じていた。
# by Logger21 | 2007-09-03 21:01 | 代表の想い | Trackback

P&Bログ建込

きのうは新十津川町P&B(注)のログ建込でした。

基礎ができたあと、はじめて家のかたちがログでつくられるこの工程は、
我々プロにとっても血湧き肉踊る瞬間です。

特に、丸太の原木から皮をむいて加工しているので、
このようにログハウスに使われることで、
また新たな命が宿っているのではないかとさえ思います。
e0123419_13363939.jpg

e0123419_13365140.jpg

今こうして現地に建った姿をみると、
そう思うのも決して大げさなことではないと感じます。


新十津川町のP&Bは、建築中いつでも見学できます。
見学希望の方はログハウス21までお問合せください。
担当:松延(まつのぶ)まで。

(注)P&B=ポスト&ビーム(柱と梁をログで造る工法)と読みます。
# by Logger21 | 2007-08-30 13:45 | 宮の森のP&B2009 | Trackback

基礎工事のチェックポイント

住宅の基礎工事で最低チェックすべきポイントはこの3つ。
鉄筋と凍結深度、地盤調査です。

木造住宅で鉄筋コンクリートを使用するのはほとんど基礎工事のときだけ。
「耐震偽装」問題で大きく取り上げられたのがこの鉄筋の入れ方です。
鉄筋の太さを細くしたり、間隔を広くしたりして鉄筋の量を減らしてしまったんですね。
とんでもないことです。
e0123419_1144038.jpg

住宅の基礎の場合は、コンクリートの厚さや高さのパターンが
ほとんど決まっていて、それに合った鉄筋を配置していけばよいので、
大掛かりな構造計算をするまでもないのですが、
高基礎にしたり、地下室を造る場合は、キチンと構造計算をします。

基礎がしっかり出来ていないと、
いくら木造部分の構造がしっかりしていても意味がありません。

あとは地盤調査と凍結深度。
基礎工事の前には必ず専門業者による地盤調査をして、
地盤の強度を確認するのと、各地域で決められている
凍結深度(基礎のいちばん深いところの数値)を守って
工事をすること。

いずれも、あとから確認できないところなので、
しっかりとしたチェックが必要です。
# by Logger21 | 2007-08-27 13:44 | 工法 | Trackback

ログの木組み

P&Bなどで、
太い丸太を組むときには、必ず金物で補強しますが、
これは地震や台風の多い日本では欠かせない作業です。
でも、金物はあくまで補強のためにあるのですから、
本来ならば、木組みだけで強度が出ているのが理想ですよね。

1~2年後には乾燥が進んで丸太が縮むので、あまり手の込んだ
仕口や継ぎ手(木の組み方のこと)は必要ない、という考え方もありますが、
あとでそうなるなら尚のこと、最初からキチンと組むべきだと我々は考えます。
その方が木組みの強度が増すからです。
e0123419_16481790.jpg

通常の在来工法に使う木だったら、
工場生産でこんな加工が素早くできますが、
これだけ太いと手作業でしかできません。。
# by Logger21 | 2007-08-24 17:01 | 工法 | Trackback

傾斜地に着工

札幌でもP&Bが着工。
e0123419_1611865.jpg

傾斜地のため、念入りに高さと配置を確認、調査しました。

目検討、とか目測などと言いますが人間の見た目というのは、
意外に当てにならないもの。
仕事上、水平垂直の目検討には自信がありますが、
高低差というのはとても難しい。
土地の傾斜を目測で言っても当たらない場合がほとんどです(笑)。
だから、高さだけはプロに任せてちゃんとした機械で計測すべきです。

しかもそれは土地を買う前にしないと、
たとえ土地代が相場よりも安かったとしても、
基礎工事の費用として大きくふりかかってくるのです。
だから、この作業を抜かしてしまうと、費用の面で思わぬ出費・・・
ということにもなりかねないのです。

土地さがしの中で傾斜地を検討する場合、
土地の高低差の資料がないか、あるいは
どれだけの高低差があるのか、ということを
不動産屋さんに聞いてみるようにしましょう。
また、資料がない場合、建築会社でも簡単な計測ができるので
相談してみるのも良いと思いますよ。
# by Logger21 | 2007-08-21 16:37 | 札幌伏見のP&B2007 | Trackback

基礎工事完了!

新十津川町に建つP&B住宅の基礎工事がひとまず完了。
e0123419_2001534.jpg

しばらくこの状態のままにしておき、ログ建込の時を待ちます。


家を建てる年、お施主さまは特に忙しい1年になります。
工事が終わるまでのあいだは、
気合が入りすぎて体調など崩さぬように、
ログハウス造りを楽しんでください。


今回のお施主さまは既に、その先を見据えて
薪集めに取り掛かっていますが。。。^^;
# by Logger21 | 2007-08-09 20:55 | 宮の森のP&B2009 | Trackback