頼むぜ、神様!

降りそうで降らない天気の中、
札幌P&Bの基礎工事、埋め戻しに立ち会ってきました。

『鎮物』を家の中央部、地面の深いところに埋めてきたのですが、
写真に残すのを忘れてしまいました。。
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基礎の上に乗っかってる小さい箱はたぶん見えないと思いますが~、
これを埋めたのです。

『鎮物』(しずめもの)とは、土地の神霊を和めるために捧げるお供え物のこと。
小さな箱の中には、人や矛、盾、鏡の形をした金属製のミニチュアセットが入っています。
地鎮祭をやればこの『鎮物』は省略されることが多いのですが、
今回の現場は、地鎮祭をやったときに神社から頂いていたので、
あらためて、『鎮物』を埋めて、土地の神様にお祈りを捧げました。

逆に、地鎮祭を省略する代わりに、この『鎮物』を埋めて済ませることもあるんです。

これから建つ家とそこに住む人を、
土地の災害から守ってくれるってことだと思うけど、
これだけやっとけば大丈夫でしょう(笑)。

神様、よろしく頼みますね~
# by Logger21 | 2007-09-06 19:58 | 札幌伏見のP&B2007 | Trackback

ログハウスしかない!と思ったワケ その6

新人の頃の私は、ハンドカットこそログハウスだ!と思っていて、
マシンカットやポスト&ビームにはさほど興味が持てなかった。
丸太がふんだんに使われていないから、やっぱり物足りなさを感じてたのだろう。
ハンドカットは野性味にあふれ、ワイルドな感じがたまらなく良かった。

でも、少しずつプロジェクトに参加させてもらい
ポスト&ビームやマシンカットの加工や組立を経験するようになると、
徐々にマシンカットやポスト&ビームにも、魅力を感じるようになった。
そして自分が手がけた物件の完成を目の当たりにすると、
それがハンドでもマシンでもPBでも、これが一番!と思っていた(笑)。

実際の施工に携わることで、施工例や雑誌を見るだけでは感じられない、
それぞれに良いところを知ったからだ。

数年して、プロジェクトのリーダーを任されるようになると、
自分の家を造るような気持ちで取り組むようになった。
何回も穴のあくほど図面を見て、完成をイメージしながら仕事をした。
そうすると途中から図面を見なくても、建物の詳細が頭の中に入っているので、
人から聞かれてもすぐにどうすれば良いかを指示することができるようになった。

そんなことを繰り返しているうちに、
どのログスタイルで建てるのが良いのか?ということよりも、
「住まい」としてのログハウスはどうあるべきか?
ということを考えるようになっていった。

素朴な山小屋も好きだが住宅地に建つログハウスもいい。
ログハウスといえども「家」であり「住宅」である。
木が好きな人や自然を愛する人が、一日が終わって帰る場所を
居心地の良いログハウスに求めるのは必然であると思う。

ログハウスを造る仕事をするようになって初めて
「家」を造ることの意味について考えるようになったのだ。

この世界に入る前に抱いていたログハウスへの想いが、
よりいっそう自分の中で深まっていくのを感じていた。
# by Logger21 | 2007-09-03 21:01 | 代表の想い | Trackback

P&Bログ建込

きのうは新十津川町P&B(注)のログ建込でした。

基礎ができたあと、はじめて家のかたちがログでつくられるこの工程は、
我々プロにとっても血湧き肉踊る瞬間です。

特に、丸太の原木から皮をむいて加工しているので、
このようにログハウスに使われることで、
また新たな命が宿っているのではないかとさえ思います。
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今こうして現地に建った姿をみると、
そう思うのも決して大げさなことではないと感じます。


新十津川町のP&Bは、建築中いつでも見学できます。
見学希望の方はログハウス21までお問合せください。
担当:松延(まつのぶ)まで。

(注)P&B=ポスト&ビーム(柱と梁をログで造る工法)と読みます。
# by Logger21 | 2007-08-30 13:45 | 宮の森のP&B2009 | Trackback

基礎工事のチェックポイント

住宅の基礎工事で最低チェックすべきポイントはこの3つ。
鉄筋と凍結深度、地盤調査です。

木造住宅で鉄筋コンクリートを使用するのはほとんど基礎工事のときだけ。
「耐震偽装」問題で大きく取り上げられたのがこの鉄筋の入れ方です。
鉄筋の太さを細くしたり、間隔を広くしたりして鉄筋の量を減らしてしまったんですね。
とんでもないことです。
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住宅の基礎の場合は、コンクリートの厚さや高さのパターンが
ほとんど決まっていて、それに合った鉄筋を配置していけばよいので、
大掛かりな構造計算をするまでもないのですが、
高基礎にしたり、地下室を造る場合は、キチンと構造計算をします。

基礎がしっかり出来ていないと、
いくら木造部分の構造がしっかりしていても意味がありません。

あとは地盤調査と凍結深度。
基礎工事の前には必ず専門業者による地盤調査をして、
地盤の強度を確認するのと、各地域で決められている
凍結深度(基礎のいちばん深いところの数値)を守って
工事をすること。

いずれも、あとから確認できないところなので、
しっかりとしたチェックが必要です。
# by Logger21 | 2007-08-27 13:44 | 工法 | Trackback

ログの木組み

P&Bなどで、
太い丸太を組むときには、必ず金物で補強しますが、
これは地震や台風の多い日本では欠かせない作業です。
でも、金物はあくまで補強のためにあるのですから、
本来ならば、木組みだけで強度が出ているのが理想ですよね。

1~2年後には乾燥が進んで丸太が縮むので、あまり手の込んだ
仕口や継ぎ手(木の組み方のこと)は必要ない、という考え方もありますが、
あとでそうなるなら尚のこと、最初からキチンと組むべきだと我々は考えます。
その方が木組みの強度が増すからです。
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通常の在来工法に使う木だったら、
工場生産でこんな加工が素早くできますが、
これだけ太いと手作業でしかできません。。
# by Logger21 | 2007-08-24 17:01 | 工法 | Trackback

傾斜地に着工

札幌でもP&Bが着工。
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傾斜地のため、念入りに高さと配置を確認、調査しました。

目検討、とか目測などと言いますが人間の見た目というのは、
意外に当てにならないもの。
仕事上、水平垂直の目検討には自信がありますが、
高低差というのはとても難しい。
土地の傾斜を目測で言っても当たらない場合がほとんどです(笑)。
だから、高さだけはプロに任せてちゃんとした機械で計測すべきです。

しかもそれは土地を買う前にしないと、
たとえ土地代が相場よりも安かったとしても、
基礎工事の費用として大きくふりかかってくるのです。
だから、この作業を抜かしてしまうと、費用の面で思わぬ出費・・・
ということにもなりかねないのです。

土地さがしの中で傾斜地を検討する場合、
土地の高低差の資料がないか、あるいは
どれだけの高低差があるのか、ということを
不動産屋さんに聞いてみるようにしましょう。
また、資料がない場合、建築会社でも簡単な計測ができるので
相談してみるのも良いと思いますよ。
# by Logger21 | 2007-08-21 16:37 | 札幌伏見のP&B2007 | Trackback

基礎工事完了!

新十津川町に建つP&B住宅の基礎工事がひとまず完了。
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しばらくこの状態のままにしておき、ログ建込の時を待ちます。


家を建てる年、お施主さまは特に忙しい1年になります。
工事が終わるまでのあいだは、
気合が入りすぎて体調など崩さぬように、
ログハウス造りを楽しんでください。


今回のお施主さまは既に、その先を見据えて
薪集めに取り掛かっていますが。。。^^;
# by Logger21 | 2007-08-09 20:55 | 宮の森のP&B2009 | Trackback

ログハウスしかない!と思ったワケ その5

人間、覚悟を決めると強いもので、
大変なことが起きてもこれは修行だ!と思えるものだ。
修行だと思えれば乗り越えることができる。
また、ツラさには限度がないので、
自分がツライと思ったらそれが限度になる。
つまり、ツライかツラくないかを決めているのは自分自身ということだ。

しかし私が学生の頃、ラグビーをやってたときの練習はツラかった。
これは地獄だ・・・なんて思うこともあった。
肉体的なツラさはまたちょっと種類が違うのかもしれないけど、
あの時の自分の限界は少し低かったのかもしれない。。。

でも今ならその理由が分かる。
練習は「こなすもの」と思っていたからだ。

で、何が言いたいかというと、

私はこの仕事をしていてツライ、と思ったことはないということ。

今は、仕事とはいえ、
やらされているわけでもこなしているわけでもないからである。
自分が好きで選んだ道、
どんなことが起きても自分がなんとかしなければ、
という思考回路になっているために
自分の限界レベルが異常に高いのである。
もちろん、大変なことはいっぱいある。
でもそれをツライと思わないでいられるのも、
「ログハウスしかない!」っていう覚悟ができたからだと思う。


ラグビーも好きだったんだけど、
練習に対しても、これは修行だ!って思えて取り組むことができていたら、
自分の限界がもっと上のレベルにあったことだろう。

そしてその後、きっと有名な選手に育っていたに違いない(笑)
# by Logger21 | 2007-08-04 17:04 | 代表の想い | Trackback

家づくりは厳かな気持ちで始めよう!

今月は地鎮祭が2件ありました。

『地鎮祭』とは、簡単にいうと
土地の神様にお願いして敷地を清め、
工事の無事と、建物が何事もなくそして、
末永くその場所に建っていられることを願うお祭りです。

家を新築するにあたって行う祭事にもうひとつ、『上棟式』があります。
昔々は、大工棟梁が工事の無事を祈って行っていた祭事なのですが、
最近では、建主が職人の労をねぎらい、工事の安全を祈願するのと同時に、
近隣の方々へのあいさつを含めた行事、という意味合いで行われています。

これらの祭事は建築業者の方でほとんど段取りしてくれるので、
建主さまは、やるかやらないか?を決めることになります。

地鎮祭と上棟式両方行われる方もいらっしゃいますし、
両方ともやらない方もいらっしゃいます。
また、どちらか一方だけ、というパターンもあります。
その場合は、地鎮祭をやって、上棟式をやらないかもしくは
現場で簡単なお食事会という方もいらっしゃいます。

どっちにしろ、こういった祭事は、
特にこうしなければならない、というものではないので、
ご家族や親族の方々とよく話し合って決めると良いでしょう。

わたくし個人的には、こういった祭事は行なったほうが良いと考えています。
普段は毎日神様のことを考えているわけではないけど
(あぁ、神さまゴメンナサイ。。)
家を建てるということは、普通のモノを買うのと違って、
そこに建物が末永く建ち続け、家族が住み続けるわけですから、
やはり安全に、そして健康にと願うのは当然です。
家を建てるにあたって、厳かな気持ちになり、
安全と健康を祈ることも意味のあることだと思うのです。

・・・・というようなことが、、
少しでも気になる方はやっておいたほうが良いと思います。
神さまも、その地域の氏神さまでも近くの神社でもいいし、
実際に神社を訪れたときに、
自分たちの気持ちが落ち着く神社を選んでも良いと思いますよ。

神主さんに渡す費用(=初穂料)は、神社によってさまざまですが、
大体3~4万円くらいです。
お供え物をすべて用意してくれるところもあるので、
いろいろと聞いてみましょう。

以下は地鎮祭の様子。
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これだけお供え物があったら神様も大喜び?
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最初の鍬入れは建主様が行うのです。
# by Logger21 | 2007-07-29 14:17 | 家づくりのすすめ | Trackback

自然に溶け込む家

あいさつまわりと営業をかねて、
弟子屈と鶴居に行ってきた。

日ごろの行いが・・・、と気にしてしまうほど道東方面への出張時はいつも天気が悪い。

今回も、1年のなかでも良い時期にいこう、
なんて計画を立てていただけに天気同様気分もジメジメ。。

しかしまぁ、仕事なので仕方がないのである。
それに、今回お会いした方々がみな明るく出迎えてくださったので、
天気のことはどうでもよくなってしまった。

それにしても道東は緑が多い。
たぶん今がいちばん緑が濃い時期なのではないだろうか。
今回は屈斜路湖も湿原も、霧で何も見えなかったが、
天気が良かったら素晴らしい景色だったに違いない。

そんな風景の中にたたずむログハウスはやっぱりカッコいい。

新築のときはもちろん新しくて良いのだが、
人が暮らし始めて何年か経ったログハウスに、
言葉では言い表せない奥深さを感じてしまうのは私だけだろうか?

特にこんな緑の多い場所に建っているログハウスにはそう感じてしまう。

時を重ねるごとに自然に溶け込んでいく。

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こんな遊び心たっぷりの門構えも、ログハウスならでは。

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薪ストーブのレンガに油絵が。
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ログハウス好きの人は『自然』と遊ぶのも上手である。
# by Logger21 | 2007-07-24 23:54 | オーナー訪問 | Trackback